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メモリーキーの使い方

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簿記検定試験では、使用するような電卓には、必ず「メモリーキー」が付いています。
簿記の問題を解く上で、「メモリーキー」は必須であり、電卓を選ぶ時での最低限の前提ともなるものです。
ここでは、「メモリーキー」の便利な使い方について、ご紹介致します。


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メモリーキーの使い方

メモリーキーを使うと、途中でメモを取ることなく、複数の計算が行えます。
すなわち、複数の計算式の途中経過を、電卓内に記憶(メモリー)させておくことができます。
「M+」(メモリープラス)
直前の数値、又は、計算結果(すなわち、現在液晶画面に出ている数字)をメモリーに足す時に押します。
「M-」(メモリーマイナス)
直前の数値、又は、計算結果(すなわち、現在液晶画面に出ている数字)をメモリーから引く時に押します。
「MR」(メモリーリコール)
これまでのメモリー計算の結果を呼び出します。その意味では「=」のようなものと言えます。
「MC」(メモリークリア)
これまでのメモリー計算の結果の保存をクリアします。


例題

100円のアイスを2個、50円のアメを5個を買いました。全部でいくらでしょうか?

STEP1
「100」「×」「2」「=」
液晶画面には「200」と表示されているはずです。
STEP2
「M+」
これで電卓に「200」が記憶されました。
この後、次の計算を行います。
STEP3
「50」「×」「5」「=」
液晶画面には「250」と表示されているはずです。
STEP4
「M+」
これで電卓に「250」が記憶されました。
STEP5
「MR」
電卓に記憶されている「200+250」の計算結果が出ます。
今回の例題は「450」が液晶画面に表示されます。


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